
文系出身だけどプログラマーになれるかな・・・
かめきちのように、「プログラマー=理系」と考えている方は多いのではないでしょうか?

心配するでない
わしが伝授してやろう
- かめ爺の教え
- 文系出身でもプログラマーになれるのか
- どうすればプログラマーになれるのか
- プログラマーになるまでの手順
文系出身でもプログラマーになれるのか?
始めに結論をお伝えします。
「文系出身でもプログラマーになれます!」
根拠は、2つあります。
- プログラマーとして活躍している文系出身者はたくさんいるから。
- プログラマーに求められる能力は、文系理系関係ないから。
この後、詳しく解説していきます。
文系出身のプログラマーの割合
こちらは、Sier企業53社を対象に行った「システムエンジニアの出身学部」に関する調査結果です。
※Sier企業とは、「企業のIT化を支援する企業」のことで、富士通・NEC・NTTデータなどが代表例です。

理系のほうが多いものの、文系が約4割を占めています。
「IT人材不足」の昨今、企業側も「文系か・理系か」という学部の制限を設けている余裕がないというのが現状でしょう。

文系も多いということじゃのう
文系出身の有名なプログラマー
酒井潤さんは、シリコンバレーでエンジニアとして活躍されている方です。
酒井さんの経歴としては、このような感じです。
1998年同志社大学神学部卒業。サッカー推薦で入学し、在学中は大学日本代表に選出。2001年の東アジア競技大会で金メダルを取得。2004年北陸先端科学技術大学院大学情報科学専攻修士卒業。2004年NTTドコモ入社、2005年米国ハワイで起業、会社経営を2年する。その後、2006年米国スタートアップの会社に転職するも2008年のリーマンショックで倒産。2009年米国NTTi3で勤務をした後に、2012年米国本社Splunk, Incでソフトウェアエンジニアとして現在に至る。
https://www.udemy.com/user/jun-sakai/
出身学部は、神学部! THE文系出身ですね。そんな経歴の人でも世界の最先端でプログラマーとして活躍しています。
また、酒井さんはUdemyで数多くの講座を出しており、いずれも高評価を受けています。
とても分かりやすく、且つ実践的です。データ分析や機械学習に興味がある人は、ぜひ受講してみてください。

「酒井 潤」と検索すればすぐ出てくるぞよ
プログラマーに求められる能力
プログラミング能力
言うまでもなく、プログラマーはコードを書くのが仕事です。プログラミングの能力は当然必須です。
しかし、最初から複雑なコードが書けることはありません。
英語の勉強を思い出してください。最初は、’This is a pen.’などの簡単な英文しか書けなかったはずです。
質の高い学習を繰り返していくうちに、複雑なコードも書けるようになります。

これは必須じゃのう
ITに関する知識
プログラミングをする上で、IT関連の知識は欠かせません。ITに関して無知の状態で始めると、環境構築などで挫折の原因になりかねません。
まずは、こちらのサイトで自分のIT知識を試してみましょう。

ITパスポート試験過去問題じゃ
解説もあるからわかりやすいぞい

「IT疎くて、自信がないな・・・」という方は、基礎的な知識をつけてからプログラミングの学習を始めると良いでしょう。
ロジカルシンキング
コンピュータは0と1の世界です。数字に苦手意識があると、プログラマーとしては厳しいかもしれません。
しかし、数学の知識がないとできないというわけではありません。やっているうちに、「裏側ではこんな風に数字が実行されているんだな」という風に数学的な脳が養われます。
「数字に強くないとプログラマーになれない」と先入観を持たず、まずは簡単なコードを実行してみましょう!

論理的に考える力これはプログラミング以外でも大事じゃぞ
英語などの語学力
コードは、基本的に英語で書きます。プログラミングは文法を理解する必要があり、英文法がベースになっています。
英文法が苦手でもコードを書くことは可能ですが、理解を深めるうえで英文法の知識があると効率的に学習が進められます。

コードをスムーズに読むためじゃのう
コミュニケーション能力
プログラミングと言うと、PCに向かって黙々と作業をするイメージがあります。
しかし、システム開発も、WEB制作も、チーム行うことがほとんどです。趣味でやるなら自分が理解できれば良いですが、チームでやる以上コミュニケーションをとらなければいけません。
そこで求められるのが、「言語化能力」です。
「どんな意図でそのように書いたのか」「ほかのプログラマーになにをしてほしいのか」を分かりやすく言語化する能力が求められます。

プログラミングはチームプレイじゃぞ。
情報収集力
学習段階でも、実務段階でも、自分で調べる力が要求されます。いわゆる、「ググる」力です。「ググる力=プログラマーの実力」だと言われるほど、情報収集力は重要です。
日本語で調べても出ない時は、英語で調べる必要もよくあります。
普段からわからないことを調べる習慣をつけておきましょう。

情報収集は今の時代には必須じゃ
継続力
最も大切なのは、「継続する力」です。どの言語を選ぶにしても、新しく言語を覚えることに変わりありません。
誰もが簡単に英語を話せるわけではないように、誰でも簡単にプログラミングが書けるようになるわけではありません。
どんなことも簡単には身につきません。相応の時間をかけて、継続して努力することが何より大切です。

これは努力するしかないのぅ
プログラマーになるまでの4STEP
やりたいことを決める
まずは、プログラミングを学ぶ目的を明確にしましょう。
「転職したいから」「将来の役に立つから」というような抽象的なものではなく、
「メルカリのようなウェブサービスを作りたい」
「プログラマーとしてTwitterに入社して、システムを担いたい」というように、具体的な目的を決めましょう。
どんな方法でも、うまく学習が進まない時が来ます。そんな時、具体的な目的があれば「もう少し続けてみよう!」と思えるはずです。

具体的な目標を決めるのじゃ
必要なスキルを調べる
目的が決まったら、それを実現するのに必要なスキルを調べてみましょう。
もし、あなたが「メルカリのようなアプリを作りたい」とします。
調べるべきことは、
- メルカリにはどんな機能が必要なのか
- どの言語でアプリを作れるのか
- その言語は、なにから学べば良いのか
当然ですが、全くの素人がいきなりメルカリのようなアプリを作れることはありません。英語を初めて学ぶ小学生が、英字新聞を読めないのと同じです。
大切なのは、適切なステップを踏むことです。

何がいるのか決めるのじゃ
学習方法を決める
学ぶべき言語が決まったら、次に決めるのは「どうやって学ぶか」です。
学習方法は、大きく2つです。
- スクールに通う
- 独学で学ぶ
どちらで学べば良いかわからない人は、こちらの記事を参考にしてください。

わしが世界一わかりやすく解説しておるぞ
チェックしてみるのじゃ
ルールを決めて学習を進める
独学の場合はもちろんですが、スクールに通っても、自分で学習を進める際の注意点があります。
それは、「調べても分からない時は、質問をする」ことです。
Googleでは、「15分ルール」というものがあります。15分かけて自己解決できない場合は、必ず誰かに質問をするというルールです。
世界のトップを走るエンジニアですら、自分で解決できないことがあるのですから、初心者であればなおさらです。
今は、プログラマー用のQ&Aサイトも数多くあります。こちらは、代表的な無料質問サイトです。
自分で考えず、なんでもかんでも質問サイトに頼るのはいけません。しかし、時間は有限です。時間をかけて解決しない場合は、質問をする癖をつけましょう。

わからないことはすぐに質問じゃ
【まとめ】文系出身でもプログラマーになれる!
文系出身であろうと、理系出身であろうと、正しい努力を重ねればプログラマーにはなれます。

今回の内容をおさらいじゃ。
文系出身でも、プログラマーにはなれるのか?
なれる!根拠は2つ。
- プログラマーとして活躍している文系出身者はたくさんいる
- プログラマーに求められる能力は、文系理系関係ないから
プログラマーに求められる能力
- プログラミング能力
- ITに関する知識
- ロジカルシンキング
- 英語などの語学力
- コミュニケーション能力
- 情報収集力
- 継続力
プログラマーになる方法
- やりたいことを決める
- 必要なスキルを調べる
- 学習方法を決める
- ルールを決めて学習を進める

プログラマーになれる気がしてきたぞ~!

その意気じゃ。すべては努力次第じゃ
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