
なにかスキルを身につけたいな~
プログラミングは人気だしやってみようかな!
何かを始ようとする人たちに人気なのが「プログラミング」。人気な一方で、挫折率が高いことでも有名です。
「せっかく頑張ってきたのに・・・」と、挫折したくないですよね。

それならわしが伝授してやろう。
- かめ爺の教え
- どれくらいの人が挫折してしまうのか
- なぜ挫折してしまうのか
- どうすれば挫折しないようにすればいいのか
プログラミング学習者の9割が挫折を経験!
株式会社SAMURAIが、プログラミング学習経験を持つ298名の方を対象に行ったアンケート結果によると、プログラミング学習時に「つまずいた経験がある・挫折したことがある」と回答したのは全体の87.5%に及びました。

10人に9人が挫折を経験!
これからプログラミングを始めようとしている方にとって、ショッキングな数字ではないでしょうか。
しかし、こちらを見てください。

これは英語学習者を対象に行ったアンケート結果です。約9割が挫折を経験していることがわかります。
つまり、プログラミングが特別挫折しやすいわけではありません。
プログラミングも英語も、新しく言語を覚えることに変わりありません。1度や2度挫折を経験するのが当たり前です。
また、「挫折を経験」=「学習を辞めた」ではありません。
「プログラミングは難しいもの」という先入観を持たないようにしましょう。

先入観は人を臆病にするものじゃ
挫折の4タイプ(原因)
モチベーションが続かない(明確な目的やゴールがない)
プログラミングに限らず、何事もモチベーションが続かないと続きません。
原因は、学習する目的やゴールがないことです。
プログラミング学習をする以上、どんな人でも躓きます。そんな時、「転職に活かしたいから」「なにかスキルを身につけたいから」というあいまいな目的では続けられないです。
反対に、明確な目的があればなんとか乗り越えようとできるはずです。学習を始める前に、明確なゴールを設定することが何より大切です。

ゴールを決めて取り組むのじゃ
時間が確保できない(期限を設けていない)
学習はうまくいっていたのに、「本業が忙しくて、しばらく離れていたらいつの間にかやらなくなっていた・・・」ということがあります。
明確な期限を設けていないと良く起こってしまう失敗。
「いつか10kg痩せる」「6カ月以内に10㎏痩せる」
どちらの成功確率が高いと思いますか。
もちろん、後者です。
成功させるためには、目的だけでなく期限を明確にすることも重要です。

細かく期限を決めると尚よし
難しいことをやろうとしている(学習方法がわかっていない)
自分のレベルに合わない内容をしていると、挫折に繋がります。
初学者は、「自分が今どれくらいのレベルなのか」「今のレベルでは何を学習すれば良いのか」がわかりません。
特に、無料にこだわると手当たり次第な学習になってしまいます。
例えば、「Python 学習方法」と調べてみると、多くの情報が手に入ります。しかし、知識がない初学者は「どの学習方法がベストなのか」判断ができません。
良い無料コンテンツたくさんあります。しかし、自分のレベル・レベルに合った学習内容がわかっていないうちは、無料コンテンツにこだわると挫折につながりかねません。

無料にこだわると痛い目みるぞよ
疑問を解消できない(質問できる環境がない)
エラーや疑問が解消できないと、先に進めず諦める原因になります。「いつまでも解消できない」原因には、質問ができる環境がないことが挙げられます。
特に独学の場合、自分で解決しようとしてしまいます。
「一つのエラーを解消するのに一日かけてしまった」というは、プログラミング学習者のあるあるですが、非常に効率の悪い学習法と言わざるを得ません。

何でも教えてやるぞよ
挫折しないようにするための3つの方法
学習の目的をwhat, why, whenで明確にする
まずは、学習する目的を明確にしましょう。
ポイントは、
- What・・・「何をしたいのか」
- Why・・・「なぜ必要なのか」
- When・・・「いつまでにやるのか」
この3点を明確にすることです。
例えば、「自分でアプリを作りたい」という方は、
- What・・・「メルカリのようなフリマアプリを」
- Why・・・「アプリを作って稼ぎたいから」
- When・・・「12カ月以内に」
というように、「どのようなアプリなのか」も明確にします。
他にも、「転職に活かしたい」という方は、
- What・・・「中小IT企業に就職する→大手IT企業に就職する」
- Why・・・「生涯収入を増やすために」
- When・・・「6カ月後→3年後」
というように、いくつかのステップでゴールを明確にするのも良いでしょう。

目的を細分化するのじゃ
学習ステップを明確にする
ポイントは、「無料にこだわらない」ことです。
オンライン教材や本であれば、受講者(読者)の想定がきちんとされているので、それに従えば「自分のレベルに合わず挫折する」ことは避けられます。
しかし、オンライン教材にもいろいろとあるので、
- 受講者の想定が明確であること
- 学習ステップが明確であること
この2点をポイントに教材選びをしましょう。

何かを手に入れたければ、金を惜しむでない
「15分ルール」を徹底する
「15ルール」というのは、Googleの開発チームが実践している「15分かけて自己解決できない場合は、必ず誰かに質問をする」というルールです。
世界のトップを走るエンジニアですら、自分で解決できないことがあるのですから、初心者であればなおさらです。
今はプログラマー用のQ&Aサイトも数多くあり、こちらは代表的な無料質問サイトです。
自分で考えず、なんでもかんでも質問サイトに頼るのはいけません。しかし、時間は有限です。ある程度時間をかけて解決しない場合は、質問をする癖をつけましょう。

悩み始めたらアラームスタートじゃ
【まとめ】挫折に怖がらずにプログラミングを楽しもう!
「プログラミングは挫折しやすい」と聞くと身構えてしまいますが、きちんとした計画があれば続けられます。
技術的なこともそうですが、目的・期限設定などのセットアップをしてから学習を始めるようにしましょう。

今回の内容をおさらいじゃ
挫折のタイプと4つの原因
- モチベーションが続かない(明確な目的やゴールがない)
- 時間管理ができない(期限を設けていない)
- 難しいことをやろうとしている(学習方法がわかっていない)
- 疑問を解消できない(質問できる環境がない)
挫折しないようにするための3つの方法
- 学習の目的をwhat, why, whenで明確にする
- 学習ステップを明確にする
- 「15分ルール」を徹底する

できる気がしてきたぞ~!

その意気じゃ
何事も挑戦じゃぞ
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