読書習慣を阻む５つの要因
習慣化には時間がかかる
読書を習慣化させるためには１カ月かかると言われています。
| 行動習慣 | 読書、日記、勉強など | 約1カ月 |
| 身体習慣 | 早起き、禁煙、運動など | 約3カ月 |
| 思考習慣 | ポジティブ思考、ロジカルシンキングなど | 約6カ月 |
「時間ができた時に読もう」と１カ月過ごしても当然、習慣化することができません。まずは、１カ月読書する時間を確保することが大切です。
目標設定が間違っている
読書を続けたいと考えている人は、「月３冊読む」という目標を立てる。「何冊読んだか」を目標にするのはハードルが高く、達成できない目標は挫折の原因になります。
まずは「１日１０分」という時間を目標にするようにしましょう。
本の選び方が間違っている
「身になるものを！」と思って、活字でいっぱい本を手に取っていませんか？
活字になれていない状態で難しい本を選ぶと、読み進めることができずストレスに感じてしまう。
大切なのは活字に慣れること。
文字の大きいものや漫画を交えたものを選ぶようにしましょう。
最初から最後まで読もうとする
やりがちなのが、「最初から最後まで読み切ること」を読書だと考える。
しかし、「なにが書かれているか」を知りたいのであれば、最初と最後を読めばわかる。
特にビジネス書や啓発本は、章ごとに独立していて、好きなところを好きな時に読める作りになっている。
同じ本でも、面白いところとそうでないところがある。
読み方は自由。
時間が取れない
せっかく本を買っても読む時間を確保しなければ読書の習慣は身につきません。
「時間があるときに読もう」という考えは禁物。
一日の中で意識しないでスマホを触ったり、テレビを見る時間はあるはずです。特に電車通勤は読書に最適な時間です。
読書習慣を身につけられる３つの方法
時間を確保する
まずは、「１日１０分」本を読む時間を確保しましょう。
- 帰りの電車の１０分
- お風呂あがりの１０分
のように、できるだけ細かく場面を設定するようにしましょう。
「なんとなくスマホを触っている時間帯」を思い返すと設定しやすいでしょう。
ジャンルを絞る
本を読むのに慣れるまでは、ジャンルを絞るようにしましょう。「読みたいものを読みように」は、読書が習慣となっていなければできません。
また、できるだけジャンルを細分化することがポイントです。
小説・・・ミステリー小説、ファンタジー小説、時代小説
啓発本・・・時事、ビジネス、生き方
ジャンル選択については、こちらのサイトを参考にしてみてください。
どんどん次の本に移る
読書を続けるには、１冊の本に固執しないことが大切です。「合わないな」「なかなか読み進められない」と感じたら、躊躇せず別の本を読むようにしましょう。
タイミングや作者との相性によって読みやすい・読みにくいが変わってきます。
もし「自分に合うな！」と感じる本があれば、同じ作者の本を読むのはおすすめです。
読書を習慣にする３つのポイント
大切なのは「読み続けること」
始めの１カ月は、読み続けることにフォーカスしましょう。
「どれだけ読んだか」ではなく、「何日連続で読んだか」が大切です。
最初は大変だと感じるでしょうが、２週間も続ければ本を読むことが楽しみに感じてくるはずです。
アウトプットする
読書を習慣化するのにアウトプットするのはおすすめです。
アウトプットすることで、新たな気付きに発見できたり、読書へのモチベーションに繋がったりします。
アウトプットの方法として、取り組みやすい順で紹介します。
日記に書く
誰にも見られることはない日記は最も取り組みやすいアウトプット方法です。
綺麗な文章を書こうとせず、読んで思ったこと・感じたことを箇条書きにすると良いでしょう。
SNSに投稿する
SNSに投稿するときは、感想や書評の形をとる必要はありません。
- 印象に残った一説
- 疑問に思ったこと（一言）
「つぶやく」を意識したアウトプットから始めてみましょう。
読書会に参加する
ややハードルは高いですが誰かとシェアをするのはとても良いアウトプット法です。
定期的に参加することで、「●●までに本を読まないといけない」と良いプレッシャーを与えることもできます。
こちらの記事で「おすすめのオンラインサークル」を紹介しています。
対面はハードルが高いと感じる方は、オンラインから始めると良いでしょう。
１カ月続けてみる
習慣化するまでには１カ月かかります。
習慣になるまでは大変だと思いますが、１度習慣化されたものは自分の財産になります。
最初の１カ月は続けることにフォーカスして、「１日●分」という目標は変えないようにしましょう。
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