思い付きで行動する人の特徴
言動がコロコロ変わる
言っていることがコロコロ変わるのは思い付きで行動する人の典型例。
もしそのような人が上司だったら困りますよね。せっかく仕事を進めていたのに振り出しに戻るなんて経験あるのではないでしょうか。
自信がない
思い付きで行動しているので、常に自信がありません。
「オドオドしてて大丈夫?」と心配してしまう人はただ思い付きで動き始めている人かもしれません。
頑固
「常に自分が正しい」と振舞っている人も、実は思い付きで行動している場合は少なくありません。
強く見せようとしているのは自分のミスを指摘されるのを恐れているから。
中小企業の経営者などに多く、時に高圧的で反論を許さない特徴があり扱いに注意が必要です。
なぜ思い付きで行動するのか
不安だから
思い付きで動いてしまう人には、何もしないことに不安を感じる心理が働いています。
よく貧乏ゆすりをする人は、体を動かすことで自分を落ち着けようとします。
近くにそわそわしている人がいたら、「まずは落ち着こう」と声をかけてあげると良いでそう。
誰かに言われたから
仕事は常に誰かの意図に沿って動いているものです。
課長であれば部長の、部長であれば社長の、社長であれば株主の、それぞれ自分の上の意向に従って動くもの。
間に挟まっている立場の人の言動が一貫しないのは当然と言えるかもしれませんね。
時間がないから
時間がないからとりあえず動くしかないというケースもあります。
「納期まであと3日しかない」「明日社長に見せないといけない」と時間に追われるとなりふり構わず動き出してしまうもの。
しかし、十分な時間が取れないと質の低下につながることが多いです。
思い付きで行動するのは悪いのか
思い付きで動くことには以下のようなデメリットがあります。
質が下がる
「なぜそうしたのか」と尋ねられて、「思い付きです」と答えても当然相手は納得しません。社内向けのものであれば個人の評価を落とすだけで済みますが、クライアントに対して「思い付き」の仕事をすれば会社全体の信頼を落とすことになります。
無駄に終わる
思い付きでやったものは無駄に終わることが多いです。
「せっかく時間をかけてやったのに」といくら嘆いても時間は戻ってきません。
周りに迷惑をかける
自分の思い付きで誰かを動かした場合、相手に迷惑をかけることになります。
常に正しい指示をすることはできませんが、リーダーであれば「誰かに」「どんな」影響を与えるのかを慎重に選択する必要があります。
思い付きで行動した方が良いケース

思い付きで動いたら上手くいったこともあるけどな~
かめきちが言うように、思いつきで動いた方が良いケースもあります。
不確定要素が多い
「情報が少ない」「参考にできる前例がない」などの状況では、思い付きで行動することが求められます。
「事件は足で稼ぐ」
刑事ドラマでよく耳にするフレーズも、動くことで情報を集める重要性を物語っています。
じっと待っていても進展しない。
という場合は手や体を動かして集めるようにしましょう。
士気を高めたい
チームやプロジェクトメンバーの士気を高めたい場合にまず自分が動いているところを見せるのは大切です。
「口ばっかり言って動かない」というのは悪いリーダーの典型。肩書や立場では真に人を動かすことはできません。
思い付きでも動いている姿を見せるのは時に必要になってきます。
どう行動すれば良いのか
根拠を明確にする
常に「なぜするのか」を明確にするように意識しましょう。
慣れないうちは、ノートやメモアプリに書くなどすると良いです。
調べものをしているとき「なにを調べてたんだっけ?」なんて経験ありませんか?「●●について調べる」と一言書くだけで無駄な時間を減らすことができます。
間違いを認める
自分の思い付きで誰かに迷惑をかけてしまうこともあります。その時は素直に謝りましょう。
誰でもミスをします。大切なのはミスをした時の対応です。
人間関係において誠実さは何より大切です。
【まとめ】根拠をもって仕事を進めよう!
思い付きで行動することは一概に悪いとは言えません。
しかしビジネスでは再現性が重要。「なぜ上手くいったのか」が分からなければ成功を繰り返すことはできません。
慣れないうちは大変かもしれませんが、日々の意識と行動によって必ず身に尽きます。

これからは根拠をもって行動するようにするぞ~!
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