
あー、いそがしいそがし。時間がないや~
「時間がない」
誰もが一度は、口にしたことがあると思います。
- 納期が明日に迫っている
- 「あの仕事まだ?」と上司にせかされている
こんな時、どうしても「時間がない」と言いたくなりますよね。
しかし、世界的な著名な実業家や経営者は、「時間がない」と口にすることはありません。
実際は言っているのかもしれませんが、
少なくとも、うまくいかないことを「時間がない」せいにはしていないはずです。
時間は、誰にも等しく与えられています。
しかし正しくは、時間はあるものではなく、つくるものです。
「時間がない」と口にする人は、「つくる」という考えがありません。
そこで今回は、以下の内容をご紹介します。
- なぜ「時間がない」と言ってしまうのか
- どうやって「時間をつくる」のか
時間をコントロールできれば、人生をより豊かに変えることができます。
最強の時間管理術を手に入れましょう!
「時間がない」と思う人の特徴
「時間がない」と口にしてしまう人には、以下のようなの特徴が挙げられます。
- 完璧主義
- 全部自分でやろうとする
- マルチタスクをしがち
- 思いついたことからやりがち
1.完璧主義
「時間がない」を口癖にしている人は、完璧主義な人が多いです。
言い換えるなら、「初めから100%完成させようとする人」です。
しかし、仕事・家事・趣味も含めて、いきなり100%完璧になることはありません。
2.全部自分でやろうとする
完璧主義者の特徴の一つですが、なんでも1人でやろうとします。
また、そういう人は「自分は一人で頑張っている」「ほかの人は頑張っていない」と周りに愚痴をこぼすこともあります。
まずは、自分で抱え込んでいることを自覚しなければいけません。
3.マルチタスクをしがち
「時間がない」と考えると、あれもこれも同時にやってしまいがちです。
しかし、マルチタスクは効率を下げるだけです。
要領が良い人は、「同時に多くのことができる人」だと思われがちですが、実際はその逆です。
1つのことに集中して早く終わらせるから、同時に多くのことをやっているように写るだけです。
4.思いついたことからやりがち
仕事をしていると、思いついたことから手をつけがちです。
しかし、何事も優先順位があり、それに従って進めなければいけません。
重要でないことから手を付けてしまって、期限が近い仕事を後回しにすると取り返しのつかないことになりかねません。
「なにから始めるか」を整理することが時間管理の鉄則です。
「時間をつくる」5つの方法

では、時間の作り方を教えるぞ
6割を完成と考える
まずは、6割ぐらいのところまでもっていく、という意識で取り掛かるようにしましょう。
どんな仕事もいくつかのステップを経て完成に近づくものです。
初めから10割を目指すのではなく、最初のステップである6割を完成させるようにしましょう。

最初から完璧を目指しちゃいけないんだね!
誰かにお願いする
他の誰かにもできることは、お願いするようにしましょう。
自分にしかできないに仕事に集中すべきです。
新人や平社員の場合、仕事を振るのは難しいかもしれません。
そんなときは、仕事を交換するようにしましょう。
もし、あなたがデータ入力が苦手で、資料作りが得意だとします。
データ入力が得意な同期や後輩を探して、苦手な仕事をお願いするようにしましょう。
お願いしたお礼として、その人が苦手な仕事をしてあげれば、お互いに効率を上げることができます。

自分がやる仕事は選べばいいんだね!
シングルタスクを徹底する
なにかをやるとき、目の前のことだけに集中しましょう。
それも、先ほどお伝えした「6割仕上げる」ことだけに集中しましょう。
啓発本では、よく「マルチタスク」が推奨されていますが、シングルタスクのほうが効率的であることは科学的に実証されています。
シングルタスクの実践として、SNSなどの通知をOFFにすることから始めましょう。
通知が鳴るたびに、集中力が散漫になってしまいます。
30分ぐらい返事をしなくても、あなたの信頼は落ちません。

集中集中集中!!
時間を分ける
ここまで「どうやるか」をお伝えしましたが、それ以上に「いつやるか」が重要です。
個人差はありますが、1日の活動時間は大体10~15時間です。
この時間の中で、誰でも生産性の低い時間帯、高い時間帯があります。
生産性の高い時間帯に、頭の使うこと(企画やプランニングなど)をやり、
生産性の低い時間帯に、体を使うこと(データ入力や書類確認など)をやりましょう。
人間は、生産性の高い時間のほうが、短く貴重です。
自分の生産性の高い時間を明確にして、時間帯で「いつやるか」を分けるようにしましょう。

「どうやるか」もだけど、
「いつやるか」が大切なんだね!
睡眠時間を削る
上の4つを実践しても、まだ「時間がない」と言う方は、睡眠時間を削りましょう。
このように伝えると、健康を犠牲にしろと聞こえるかもしれませんが、そうではありません。
一般的に、7時間は寝た方が良いと言われていますが、
寝る前の過ごし方、食事などの生活習慣を改善すれば、睡眠時間を減らしても問題ありません。
昼寝を取り入れるのも、一つです。
私は以前、8時間睡眠をしていました。
ある時、「活動時間をもっと増やしたい」ということで睡眠時間を6時間に減らしました。
その代わり、15分の昼寝を1日1回取り入れるようにしました。
私は起きてから2時間が生産性の高い時間帯なので、昼寝を導入することで、生産性の高い時間帯が1つ増えました。(朝起きてから+昼寝から起きてから)
健康でいるために、睡眠を犠牲にしてはいけません。
しかし、一般的に言われている睡眠法が自分にとってベストとは限りません。
もっと活動時間を増やしたいということであれば、睡眠時間を工夫してみるのも良いでしょう。

個人差があるから、
自分に合った睡眠リズムを見つけることが大切だね!
【まとめ】「時間がない人」を抜け出すために
「時間がない」と考えだすと、より効率の悪い方向にいってしまいます。
「時間がない」と言う前に、考え方を変えましょう。
今回の記事をおさらいすると、
- 時間はあるのではなく、つくるもの
- まずは、6割に仕上げることに集中する
- 「どうやるか」よりも「いつやるか」が大切

これから時間の使い方を変えて、
もっと人生を豊かにしていくぞ~!
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