挫折はつきもの？独学で勉強する上で押さえておくべきポイントを解説

英語、プログラミング、マーケティング、FP・・・

資格や副業のために独学で勉強している社会人は多いです。

実際７割以上の社会人が、仕事に関連した知識やスキルの学習に取り組んだことがあると回答。

ちなみに、プログラミングと英語が最も人気なようです。

しかし独学には挫折がつきもの。

プログラミング・英語ともに約９割の人が挫折を経験。

なぜ独学は失敗しやすいのか

目的があいまい

勉強に限らず、目的があいまいであれば成功する可能性は低いです。

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どちらが成功する確率が高いと思いますか？

もちろん後者です。

学生時代とは違い、社会人になってからの勉強に強制力はありません。

自分で明確なゴールを設定することが大切になります。

非効率な勉強法

「知識ゼロから２週間でFP３級に合格しろ」

こう言われたら、どのように勉強しますか？

「過去問を解く」勉強法がベストです。

テキストを買って、１から学ぶのは非常に効率が悪いです。

時間が限られる大人の勉強では、効率が重要になります。

答えがある試験であれば、答えから逆算する勉強法をしましょう。

無料にこだわる

独学を選ぶ人は、できるだけお金をかけたくないと考えるケースが多いです。

ネットを使えば無料で学べる時代です。

しかし無料で学ぶデメリットは、連続性がない点です。

本やスクールであれば、「●●向け」「●●レベルの人を想定」など特定の学習者を想定して、段階的に学習できるようになっています。

無料にこだわると、進め方がどうしてもブツ切りになってしまいます。

私はプログラミングを独学で勉強し始めたころ、無料にこだわっていたせいで挫折しかけました。

独学を成功させる４STEP

STEP1：ゴールと期限を明確にする

学習をする目的と期限を設定しましょう。

ポイントは「いつまでに」「どれくらい」を数字にすることです。

「英語を勉強する」という場合であれば、

• いつまでに・・・６カ月後に
• どれくらい・・・TOEIC700点

というような感じです。

TOEIC200点の人が、半年で500点上げることは現実的に難しいです。

期限に合わせて、現実的なゴールを設定するようにしましょう。

STEP2：タイムブロックする

タイムブロックとは、時間を確保することです。

毎週水・土・日曜日の7：00～8：00は勉強の時間と決めます。

ポイントは、誰にも邪魔されない時間帯を選ぶこと。

デートの予約のように、一度決めたら絶対に動かさない覚悟でタイムブロックをしましょう。

STEP3：成功例をまねる

実際に成功した人をまねるのが最も効率が良いです。

ポイントはスタートが同じ人をまねる点です。

よくやりがちなミスが目立つ成功事例を真似することです。

TOEICの勉強をしようと決めた人は、よく「TOEIC満点者」を真似しようとします。

確かにネットで「TOEIC　勉強法」と調べるとより目を引く実績を持つ情報が出てきます。

しかし、TOEIC満点をとれるような人は留学経験があったり、元々高い英語力を持っているケースが多いです。

スタートラインが違う人の勉強法をまねても、再現性がありません。

「目指すゴールを達成しているか」は当然ですが、「始める前にどれくらいの位置にあったのか」という点も、成功例を探す上では重要です。

STEP4：１つに絞って勉強する

勉強法や使う教材は１つに絞って学習を進めましょう。

「１つに絞ると網羅できていないのではないか・・・」と不安になってしまいますが、複数のやり方でやっても効率を下げるだけです。

過去問題や公式問題集であれば、１冊で十分です。

また英語やプログラミングにおいても、サイトや講師は特定のものに限ってやるようにしましょう。

独学を成功させるコツ

イレギュラーを許さない

勉強でありがちなのが「昨日いっぱいやったから今日はいいや」というもの。

イレギュラーを一度許すと時間をかけて作った習慣が崩れてしまいます。

「１日休むと戻すのに３日かかる」という言葉があるように、続けることが大切です。

タイムブロックした時間帯は必ず守るようにしましょう。

H3アウトプットファースト

アウトプット→インプットの順で学習を進めるようにしましょう。

いきなりテキストを進めるのではなく、前回やった内容を思い出してノートに書き出してみることから始めることが大切です。

エビングハウスの忘却曲線を意識して、

• 1日後
• 2日後
• 1週間後
• 1か月後

４回のタイミングで復習を挟むことで、内容が定着します。

大人になると記憶力が低下するもの。復習をしっかりと意識しましょう！

誰かに進捗報告する

独学での進捗を報告するようにしましょう。

同期でも、上司でも、SNSでつぶやくでもOKです。

「報告するからやらないと」という環境を作ることで、緊張感をもって続けることができます。

【まとめ】独学マスターになってキャリアアップにつなげよう！

独学につきものの挫折。しかし怖がる必要はありません。

正しいやり方で学習を進めれば、必ず成功させることができます。

一度独学の習慣が身に付けることは、いつでもスキルアップさせる自分を作るということ。

独学で勉強する習慣を続けましょう！

かめ爺：かめきち、独学はできそうかのお？