はじめに

あー疲れた疲れた。。。
人を見抜く力があるひとは、「3分話せば、その人がどんな人なのかがわかる」とよく言います。
それは、話し方・身振り手振りなどの動作、そして、口癖に現れます。
日ごろから一緒にいる人は、なおさら口癖に影響されます。
知らず知らずのうちに、「あの人の口癖移ってる」と感じたことはありませんか。
言葉は、思考を形にしたものです。
良い口癖を言う人からは良い影響を、悪い口癖を言う人からは悪い影響を受けます。
今回は、知らず知らずのうちに周りに悪い影響を与えてしまう、悪い口癖をご紹介します。もし、普段から使ってしまっているものがあったら、使わないように意識しましょう。
いますぐ辞めたほうが良い口癖5選
でも
「でも」の後には、たいてい言い訳が続きます。
たとえば、あなたがダイエットを始めたいとしましょう。そのとき、「でも」が口癖になっていると、痩せなくてもよい理由が次々に出てきてしまいます。
ダイエットを始めたい。でも、今日は疲れてるからなあ。
ダイエットを始めたい。でも、今日だけはいいか。
ダイエットを始めたい。でも、今もそんなに悪くない。
このように、「でも」という枕詞が引き金になって、思考がネガティブな方向へ流れていきます。その結果として、最初の「ダイエットを始めたい」という意欲が失せてしまいます。
どんな物事にも、必ずよい面と悪い面がありますが、「でも」はそこから悪い面だけを抽出し、新しいチャレンジの機会を奪ってしまう、厄介なフィルターです。

でもって使うと言い訳ばっかりしてるみたいだよね
時間がない(忙しい)
冒頭で「言葉は、思考を形にしたもの」であるとお伝えしました。この場合も同じです。「時間がない」という言葉を口にすると、実際に忙しいかどうかにかかわらず、脳はそれを現実と思い込みます。つまり「自分は今、忙しいんだ」という認識を持つのです。
また、「忙しい」は自己陶酔的な意味合いも持っています。あなたの周りには、いつも「忙しさアピール」をしているような人はいないでしょうか。つまり、自分の忙しさを他人に自慢して、悦に入っているタイプの人です。
忙しい自分に酔うことは、「自分は充分よくやっている」という現状肯定の感情につながります。そのため、本当はもっと能率が上がるのにそこで満足したり、自分の限界を無意識に決めて上を目指さなくなってしまうのだそうです。

時間がないってかっこよくないからね
どうせ
“できない理由探し”をする、「どうせ」という言葉。
「どうせ頭が悪いから」「どうせかわいくないから」「どうせ前も失敗したから……」と、できない理由探しをする口癖は、仕事や恋愛でも現実から逃げる口実を作ってしまい、逃げ癖が付きます。

どうせから入るともう負けてるよね
●●のせい
トラブルの大半は、いろいろな要因で起こります。
自分だけ、相手だけ、あるいは環境だけのせいではありません。誰かのせいにする「●●のせい」という言葉は大変便利ですが、自分や環境要因を無視して誤った判断を下すもととなります。

何かのせいや誰かのせいには絶対にしない!
疲れた
毎日のように沈んだ顔で会う人会う人に「疲れた」と言っている人は要注意です。疲れているのは自分なので、あなたの「疲れた」という言葉を聞いた他の人には害がなさそうに思いますが、実は害しかありません。
例えば、会社のベテラン層が使っていると部下の士気は下がり、「忙しい」同様、相手はコミュニケーションをシャットアウトされた気分になります。
何気なく口にしていても、人によっては「私だって疲れてるよ!」と不快に思うはず。または、「どうしたら疲れがとれるのかな」「疲れているのに頼んだ私ってひどいな」と余計な気を揉んでしまう可能性も。
自分が疲れていると感じたときは「いま、キツい時期だけどみんな体調は大丈夫?」など周りに声がけするようにして“いい口癖”へと変換しましょう

これから気を付けていきます!!
まとめ
自分の思考や性格に悪い影響を与える、5つの口癖をご紹介しました。どれもうっかり言ってしまいそうなものばかりでしたね。
言葉は毎日使うものだからこそ、知らぬ間に蓄積し、習慣となって、あなたの中に根付いてしまいます。なるべくいつもポジティブな言葉を口にできるよう、これから意識してみてくださいね。
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