「テレビはオワコン？」テレビなし生活のメリットとデメリットを解説

「テレビはオワコン」

「今はスマホの時代」

だと言われるようになりました。

「持ってるけど、なくてもいいんじゃないかな」と考えている人も結構いると思います。

今回は、そんな方に、テレビのない生活のメリットとデメリットをご紹介します。

テレビなし生活のメリット

時間を有効活用できる

毎日３時間テレビを見ているとすると、月で4日、１年で４５日分の時間をテレビに充てていると言えます。

１年のうち１カ月半の時間を、テレビ視聴に充てていると考えると驚きですね。

いきなり０にすることは難しいかもしれませんが、「なんとなく見ている」数十分の時間をもっと有効な時間に変えることはできるはずです。

見るもの自分で選べる

テレビは番組表に従って放送されます。なので、今やっている番組が自分が見たいものとは限りません。

Netflixなどの動画サービスであれば、CMにストレスをためることもありません。

ちなみに、Youtubeは有料会員にならずに、広告を非表示にする方法があります。

部屋が広くなる

一人暮らしにとって、テレビが占めるスペースは大きいです。

冷蔵庫やベッドなどの生活必需品とは違い、部屋を広くしたいのであればテレビを手放すのも選択肢。

それに、引っ越しの時にもテレビがないと料金が安くなります。

ネガティブな情報に振り回されない

特にこの数年は、テレビをつければコロナに関するニュースが流れています。

「新たに○○人の感染者を確認」という情報を毎日入れていると、自然とネガティブになってしまいます。

テレビを見ないことは、ネガティブになる情報を遮断するということでもあります。

生活費の節約

NHKの受信料を支払っている人にとっては、毎月の支出を削減することができます。

1,300円を支払うのであれば、もっとコンテンツが豊富なサブスクを契約した方がお得だと考える人も多いはずです。

テレビなし生活のデメリット

ここからは、テレビのない生活のデメリットをお伝えします。

テレビの情報についていけない

テレビを観なくなることで、友人との会話に出てくる芸能人や流行のテレビドラマの情報についていけなくなることがあります。

ただ、多くのテレビ番組は動画配信サービスの見逃し配信で観ることができます。

リアルタイムでは話題についていけなくても、気になった時は動画をチェックすることで会話の内容を理解することができます。

見るものが偏る

自分で見るものを選ぶようになると、どうしても自分が興味のあるだけを見てしまうようになります。

何気なくテレビで見たものを調べてみたり、新しい趣味になったりすることがなくなるのは、自分の世界を狭めることになるかもしれません。

災害などの情報が入ってこない

ネットが発達した現代でも、災害時の情報はテレビの方が安心です。

特に、「緊急地震速報」は信頼できる情報です。

スマホにアラートが届くこともありますが、ネットで調べると、いろんな情報が出てきて、どれがリアルタイムものなのかがわからなくなります。

スマホ依存になる危険性

テレビは番組ごとに時間が決まっていますが、Youtubeなどは際限なくコンテンツが出てきます。

自分に興味があるものがおすすめされると、歯止めが利かなくなる危険性があります。

より身近なスマホのほうが、依存性はテレビよりも高いと言えるでしょう。

人を呼んだ時やることがない

恋人だけであれば、スマホで映画を見るなどで問題ないですが、大人数を呼んだときには、場を持たせるテレビがないのは少し心細く感じることもあるでしょう。

【実体験】テレビなし生活を送ってみて

私は、テレビのない生活を５年ほど送っています。

一人暮らしを始めて２年ほどは、テレビのある生活をしていました。

家にある間は常につけていたので、手放すのに抵抗はありました。

しかしおかげで、以下のようなメリットを感じることができました。

• 時間を有効活用できるようになった
• ネガティブな情報に振り回されなくなった

その一方で、

• テレビの情報についていけない
• 人を呼んだときにやることがない

というデメリットを感じることもあります。

しかし、どちらも人付き合いに大きな影響はないです。

最近はテレビよりも、Netflixなどのサブスクに関する話題になることが多いですし、遊びに来てもらったときには、スマホを使って一緒に映画を見たり、ゲームをしたりするので特にテレビのない生活に不便さは感じません。

まとめ

テレビからスマホ中心の生活が変わりましたが、大切なのは向き合い方です。

常にすることは難しいでしょうが、「どれくらいの時間」見るのかをあらかじめ決めて、有効な時間の使い方をしたいものです。